おばナースは、看護師歴11年目にして、転職回数は4回…😅
平均すると1病院に2年半くらいしか在籍していないです。
1回目の転職は新人の時。
経歴に傷がつく、長続きしないイメージ、一からやり直し
など、色々なデメリットがある中、
どうして転職に至ったのか?
経験浅い看護師の転職は上手くいくのか?
今、転職を考えている新人看護師さんの背中を押すか、
止まるかの決断に役立てたらいいなと思い、
過去を振り返ってみました。
★転職理由①:焦り
おばナースは37歳で新人看護師でした。
(新人の時から、おばナース😂ww)
若い同期は、看護師人生が40年近くある。
でも、自分は20年ちょっとしかない。
経験を積む時間がない💦
自分と同じ年齢の人は、役職になってる人もいる。
追いつく時間がない💦
1日も早く多くの技術を!
1日も早く多くの知識を!
1日も早く出来る看護師に!
焦っても、技術も知識も習得できないのに。
経験を得るには、時間が必要なのに。
そんな当たり前のことも分からなくなるほ
ど焦っていました😥
★転職理由②:理想と現実のギャップ
おばナースは、看護師になった頃、超急性期看護がしたいと思っていました!
だから選んだ就職先は、有名な急性期の心臓専門病院。
(実際には血管病変を扱う病院であり、血管繋がりで脳と糖尿病の科もありました)
疾患別に分かれた病棟、病床数の多い集中治療室、
超急性期の患者さんを受け入れ、ここでしか出来ない治療や手術、
そして、その治療を必要として県外から患者さんが来るような病院。
3次救急病院なら、
超急性期看護ができると思っていたおばナースの配属先は
『脳血管内科』
急性期でさえない、この病院では数少ない慢性期的な病棟だったのです。
なぜ、こんなことになったかと言うと、
履歴書提出の時必須だった、希望の病棟とその理由が思いつかなくて、
ネットで脳外科や脳内科は、看護の基本を学べる。と書かれてあったのを深く考えず、
そのまま書いてしまったのです。
3次救急の病院に入れば、急性期看護が出来ると思っていたおばナース。
アホだなぁ…😭
ちなみに、この病院の人気は、CCU、ICU、心臓血管外科。
当たり前ですねー、超急性期の心臓の病院ですから。
そんな中、脳外科と脳内科を書いてしまったから、
看護部からしたら、希望通り脳血管内科へ配属しましたよ👌
ってこと。
病棟配属になってから、
自分の過ちに気付くのに、さほど時間は必要ありませんでした…。
食事介助、おむつ交換、体位変換、移乗、入浴介助。
そして、麻痺が出たことをまだ認識出来ていなかったり、
認識出来なくなった状態の患者さんが転倒しないように
センサー鳴ったら走る🏃♀️🏃♀️🏃♀️🏃♀️🏃♀️💨💨💨
ただただ、走る🏃♀️🏃♀️🏃♀️🏃♀️🏃♀️🏃♀️🏃♀️💨💨💨
これがメイン業務(のように感じていた)でした。
もちろん、
採血、点滴、導尿、経管栄養、マーゲンチューブ挿入などの
看護技術も多かったです。
でも、人工呼吸器装着のため鎮静で寝ている患者さん、多くの機械と多くの点滴、
鳴り響く機械音、急変するかもしれない緊張感。
そんなイメージの急性期看護に憧れていたから、
こんなことばかりしていても、
理想とする看護が出来るようにはならない!
そんな風に考えるようになっていました。
(まあ、この状況を招いたのは、自業自得なんですけどね😅)
★転職を決意
自分の年齢を考えても、ちんたらしてられないと焦っていた上に
看護師として働く中で、自分が理想とする救命や救急看護とは程遠い、
リハビリ的な、慢性期的な生活援助メインの看護の毎日。
同じ学校を卒業した同級生の中で、
ERや集中治療室に配属となった人の話を聞くと、
これまた、差がどんどん開いている気がしてしまいました。
異動希望を出せば良かったのだけど、
数年働いている先輩の中で、集中治療室に希望を出しているのに
何年も希望が叶っていない人もいるのは知っていました。
そんな中、新人で数か月しか働いてなく、
配属先の仕事もまともに出来ないのに、異動したいなんて言えず…。
(なぜか、ここだけは考えまとも😂)
でも、理想と違う毎日に、すでにやる気も無くなっていた8月。
おばナースは、転職を決意したのであります。
★転職サイトへ登録・反応
転職を決意してすぐに、2社の転職サイトに登録しました。
どちらの会社も、登録してすぐに電話がきました。
経歴、現状、退職したい理由、希望の転職条件など聞いてくれて、
紹介できるところがあるか探してくれるのだけど、
2社の担当の反応は正反対でした。
【A社】
看護師の新人さんは、この時期が1番しんどいと思います。
弊社にも、多くの転職相談があります。
しかし、1年目で転職すると経歴的にも、経験的にもメリットは少ないです。
しかも、かなり良い病院にいるため勿体ないです。
今は辞めたい気持ちでいっぱいかもしれないけれど、少し考えてみませんか?
【B社】
そうですか。それは毎日しんどいですね。入職はいつが希望ですか?
来年ですね。分かりました。
ICUへの転職は、経験年数が短いとなかなか無いのが現実ですが、
1年目で、ICU配属してくれるところを探してみますね。
(一旦電話を切って数時間後)
見つかりました。〇〇病院というところです。詳細説明が始まる。
みなさんなら、どっちの転職会社がいいですか??
この時のおばナースは、
今のところにいても、何にもならないと思っていました。
なんなら、時間の無駄!とも感じていました。
だから、A社の営業さんのことを
『そんなことは分かっているけど、時間がないし、ここでの経験は意味ないのよ!』
と、内心イラついてしまいました😡
それとは反対にB社の営業さんは
おばナースの気持ちを分かってくれたと思って
好印象だったし、嬉しかったです😊
★1年目の転職活動の結果は楽勝
B社から紹介された病院の面接を受け、
転職活動はトントン拍子に進み、あっという間に内定が出ました。
「何だ、1年目でも簡単に転職できるやん🎉」
「来年からは、念願の急性期看護できるわ😆」
とルンルン気分。
退職交渉も気合で乗り切りました。
上司や先輩たち、看護師でない友人も結構引き止めてくれたけれど、
決心が揺らぐことはありませんでした。
そんなこんなで、無事に次の病院への転職が決まったのでした。
新人看護師の転職は成功?
経験もない新人が、自分の希望通りに転職できるのか不安もありましたが、
ちょっと拍子抜けレベルで転職できてしまいました。
「転職」が目的であれば、私の経験は成功だったと言えると思います。
しかし、転職の最終目的は、長く勤められる職場を見つけることであり、
仕事を楽しいと思えて前向きな気持ちでいられることではないかと思います。
そういう視点でみると、この転職は本当に成功だったのか??
成功か否かは、次の病院でどのように働けたかで決まるのではないかと思うので、
その点についても振り返ってみたいと思います。
また、次回!
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